年号が令和となり、老後2000万円問題に続き、副業の解禁等で投資にも注目が集まっています。
私が平成25年ころ?............とりあえずかなり前にやっていた投資信託についてザックリ紹介していきます。
目次
きっかけ
私が警察官になり、ある程度仕事に慣れ、お金に余裕ができてきたときに上司に高利回りの毎月分配型の投資信託を勧められました。
その上司は、すでに年配であったことや階級も上の方であったことから資産をかなり持っていました。
さらに、その上司は不動産投資や自動販売機、コインランドリー、駐車場経営等多くのことを経験して身をもって稼げるかどうかをわかっている方でした。
当時の私は、投資については全くの無知であり、学ぶことをしようともしていませんでした。
しかし、お金は欲しい!少しでも増やしたい!という思いもあり、上司に聞き始めてみました。
投資信託とは
投資家(私たち)から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめて、さらにその資金を専門家が株式や債券等の商品に投資し運用するものであり、
その運用により生まれた利益を投資家(私たち)に分配される商品です。
つまり、投資の知識がなくても、お金を預けるだけでプロが運用して利益を出してくれるものですね。
当然、元金は保証されていませんので、名称通り『投資』です。
積立てNISAとかで少額でもできる商品ですので今では知らない人はいないかと思います。
毎月分配型とは
毎月分配型とは
その名の通り1年に12回分配金を出すタイプの投資信託です。
現在でも投資信託のランキング内には「毎月分配型」の銘柄が入っています。
毎月分配型の特徴
投資信託は専門家が資金を運用することにより収益を上げています。
毎月一定額の分配金を出し続けるには、運用により毎月一定額の収益を上げ続ける必要が出てきます。
資金を運用するのは専門家とはいえ、毎月同じように収益を上げ続けることは不可能だと思いませんか?
実際に毎月分配型の投資信託を見てみると、運用で損が出ているにもかかわらず、分配金が継続的に出ている場合が多いです。
したがって、
運用が好調 = 分配金が高い
というわけではありません。
運用成績が悪いのに分配金を出すことによって基準価額が下落していき、購入した際の金基準価額を大きく下回り、分配金をもらっているにもかかわらず損をする可能性があります。
私が買った銘柄
私が買った銘柄は、当時ランキングに入っていた
フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)
でした。
当時は、リートが不動産であることや、為替ヘッジについて何も知りませんでした。
この銘柄にした理由は
- ランキングに入っていた
- 上司がいいと言っていたから
- 基準価額に対して分配金がよかったから
です。
いくら知識がないとはいえ、このような選び方はしてはいけませんね。(笑)
現在「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」は
基準価額3,725円
分配金35円
管理費用(信託報酬)1.54% ⇐今考えるとこの手数料はアホほど高い(笑)
となっています。
つまり、3,725円×100=37万2500円投資すれば
毎月35円×100=3500円の分配金がもらえます。
分配金に変動がなければ
1年間に4万2000円を分配金として受け取ることができ、また基準価額が下落しず上昇すればその分の差益を得ることができます。
稼げたのか
私は途中でやめてしまい稼げませんでした。
当時はまとまったお金がなく、いわゆる余剰資金での運用ができていませんでした。
ある時に車の買い替えを行うこととなり、まとまったお金が必要となりました。
その際に、すでに基準価額は下落していが、お金が必要だったため手放しました。
結果少しだけマイナスでした。
その後気になって銘柄を確認していましたが、基準価額はどんどん下がっていました。
さらに、分配金の減配もあったことから、手放して結果オーライだったと思っています。
2019年はリートが全体的に好調だったことからやっていた方は利益出ていたと思います。
毎月分配型の投資信託は稼げたかどうかより、この経験によって多くのことが学べたことがよかったと思っています。