FXは難しいから無理という方も多いと思います。だけど副業としてFXをやってみたい。
そんな方にひと昔人気だった、FXでスワップポイントを目的としたトルコリラ投資について簡単にまとめていきます。
この記事でわかること
- トルコリラでのスワップポイントを目的とした副業トレードについて
- トレード方法
- トレードのメリット、デメリット
- 実際に稼げるかどうか
目次
FXとは
FXとは、外国為替証拠金取引のことで為替差益を得るほか、通貨間の金利差(スワップポイント)を得るもの。
取引においてはレバレッジというテコを用いて、少額の資金で各種通貨を売買することができます。
最近では副業が盛んとなりFXをやってみようと考える方が多いので、これについては説明不要かもしれませんね。
トルコリラとは
トルコリラとはトルコの通貨です。2019年9月現在は対円で18円前後。
トルコは、他の通貨よりも高金利通貨です。
スワップ金利(スワップポイント)とは
二国間の金利差調整分として毎日もらえる利益のことです。
このスワップポイントはFX会社により金額が変わってきますので、トルコリラの投資を目的とした場合は金利の高いFX会社を選ばなければなりません。
またこの金利は急遽増減することがありますので、知識があまりいらないとはいえ気にしておいた方がいいでしょう。
具体的な取引方法
少額を毎日積み立てていくドルコスト平均法を用いたトレードを行いのが良いでしょう。
ドルコスト平均法とは、簡単に説明すると
あらかじめ決まった金額で定期的に買い続ける方法
です。
画像の様に価格が上がった時も下がった時も決まった価格を買う続けるもので、「平均取得価格」を下げることができます。
(例)リンゴの購入でざっくり説明すると(毎回1000円分買うと想定)
1個100円 | 1個80円 | 1個90円 | 1個110円 | 1個80円 | 合計 | |
リンゴ1個変動価格 | 10個 | 12.5個 | 11.1個 | 9個 | 12.5個 | 55.1個 |
リンゴ1個100円固定 | 10個 | 10個 | 10個 | 10個 | 10個 | 50個 |
これは極端な例となりますが、変動価格で定額買い続けるとより多くのリンゴを買うことができます。(リンゴなのに小数点あってわかりづらいw)
これは為替でも同じく、価格を下げたところで多く買うことができるようになります。
トルコリラ円のスワップポイントはFX会社により多少異なりますが、仮にスワップポイントを日に80円と想定した場合、ひと月30日で単純計算すると
1ポジションで80円×30日=2400円
それを買い続けていくと…
2ポジションで80円×2ポジ×30日=4800円
となります。
自身の資金により買える数は限られますが、魅力的ではないでしょうか。
メリット・デメリット
メリット
- 現在の価格が18円前後のため下落幅が限定されている
↑ (通貨が価値が0円になることはトルコがなくなるということなので、ほぼないと言っても過言ではありません。)
デメリット
- 以前は高金利とされていましたが最近は少なくなってきている
- 経済情勢が不安定
- 長期で見て下降トレンド(スワップポイントで利益を得ても、為替差で損失を出す可能性がある)
実際に稼げるのか
私自身実践して、あまりお勧めはできません。
メリットとして記載しましたがトルコリラ円は現在18円くらいで下落の幅が限定されています。
下落幅が限定されてるとはいえ、為替差での損失のリスクが大きいと考えます。
私が実践した時はトルコリラ円30円くらいの時でした。私の場合は実践していく中で、トルコリラはこれからも下がり続けると感じたため損失が少ない時にやめてしまいました。
つまり稼げませんでした。
現在も30円前後であればはっきりとお勧めはしませんが、資金管理(少額でコツコツ買い続ける)をしていくのであれば、稼げるかもしれませんね。