『LINE FX』を始めてみたい方へ、スプレッドやスワップポイント、スキャルピングができるか知りたいと思っていませんか?
今回はLINE FXを始めるにあたって知るべきこと12点として、LINE FXのスペックを紹介します。
目次
LINE FX(ラインFX)とは
『LINE FX』は2020年3月から始まったFX取引です。
皆さんは無料通話アプ『LINE』を利用したことがあるかと思います。
そのLINEが始めたFXです。
まだ歴史は浅いですが、LINEが運営している点は安心ですかね。
①スプレッド
スプレッドについて一部紹介します。
- 米ドル円(USD/JPY) 0.2銭
- ユーロ円(EUR/JPY) 0.5銭
- ポンド円(GBP/JPY) 1銭
- 豪ドル円(AUD/JPY) 0.7銭
- ユーロドル(EUR/USD)0.4銭
現在、日本のFX会社においてドル円のスプレッドは0.2銭か0.3銭のところが多いです。
したがって、業界最狭水準と言えます。
スプレッドとは?
FX取引における外貨交換手数料のことを言います。
つまり、これがFX会社の取引手数料となります。
狭ければ狭いほどトレーダーに有利です。
②レバレッジ
レバレッジは最大25倍です。
国内のFX会社に差はありませんね。
レバレッジとは?
簡単に言うと「てこの原理」のてこです。
資金の何倍もの大きな取引ができるようになる仕組みのことを言います。
資金1万円に対し、25倍のレバレッジをかけると25万円相当の取引が行えます。
その分利益は大きくなりますが損失も大きくなりますので程々に。
私もいまだにハイレバ(高レバレッジ)で取引して大きな損失を出すことも笑
③スワップポイント(スワップ金利)
スワップポイントについて紹介します。
買いのスワップポイント/1万通貨
- 米ドル円 12円
- 豪ドル円 3円
- トルコリラ円 18円
- 南アフリカランド円(10万通貨) 18円
※記載時(2020年6月11日)は付与日数が3日で、1週間で一番もらえる日のもの
画像を見てもらったらわかるように、
このスワップポイントは日々変動することもありますし、プラスとマイナスが入れ替わることもあります。
あくまで参考までに。
参考
『DMM FX』と比較(同日、付与日数3日のもの)
日々変わるので何とも言えませんが、
LINE FXのスワップポイントは高水準のスワップとして期待していいとは言い切れません!
スワップポイントとは?
通貨間の金利差のことを言います。
プラススワップもあればマイナススワップもあります。
④通貨ペア
LINE FXで取引のできる通貨ペアは10種類です。
- 米ドル円(USD/JPY)
- ユーロ円(EUR/JPY)
- ポンド円(GBP/JPY)
- 豪ドル円(AUD/JPY)
- NZ円(NZD/JPY)
- トルコリラ円(TRY/JPY)
- 南アフリカランド円(ZAR/JPY)
- ユーロドル(EUR/USD)
- ポンドドル(GBP/USD)
- 豪ドルドル(AUD/USD)
他のFX会社に比べると少ないです。
しかし、私は主要通貨しか取引しないのでこれで十分だと思います!
多くの方が、これだけ通貨ペアがあれば満足できるかと思います。
⑤取引単位
LINE FXの最低取引額は1万通貨です。
つまり、少額で取引ができません。
他のFX会社では1000通貨からの取引ができるところもあります。
初心者には少しハードルが高いかもしれませんね。
⑥約定力
LINE FXに約定力の明記はありませんでした。
つまり、約定力を売りにはしてないということでしょうか。
約定力とは?
簡単に言うと、注文を成立させる力のことです。
注文を出そうとしている間や注文が通るまでの間にも値動きはあります。
注文が通るまでに時間がかかってしまうと、希望の値から動いてしまい有利な場所で注文ができなくなってしまいます。
したがって、約定力は高い方がいいのです。
➆スキャルピング
取引説明書の「LINE FX利用の禁止等」で
「お客様が短時間の取引を繰り返し行うこと等により、他のお客様または当社のカバー取引等に著しい影響を及ぼすと当社が合理的に判断した場合」
という項目があります。
少額で多少のスキャルピング取引であれば、「著しい影響を及ぼす」とは考えにくいです。
というか、それで影響が出たら心配です笑
しかし、FX会社側が判断することなのでスキャルピングはやらない方がいいですね。
スキャルピングとは?
ごく短時間で売買を行い、薄い利益を重ねていく取引を言います。
1回のトレード時間は数十秒から数分で、
1回のトレードで狙う幅は数pipsから数十pipsです。
これを繰り返し、最終的には大きな利益を狙います。
スキャルピングに対し
数日から数週間のスイングトレード
数時間から1日のデイトレードがあります。
参考
約定力が高く、スキャルピングOK であるおすすめFX会社があります。
小林芳彦さんが代表取締役社長であるFX会社『JFX株式会社』です。
⑧両建て
LINE FXは両建て取引OKです!
取引のルールに明記されており、両建てを認めています。
両建てとは?
同一口座で、同じ通貨ペアの買いと売りを同時に持つ取引のことを言います。
両建てをすると利益確定のタイミングが分からなかったり、含み損を抱えたりすることが嫌いなので両建てはしません。
はっきり言って難しいので、やりません!
LINE FX側も
- スワップポイントがプラスのほか、マイナススワップも付くこと
- スプレッドによりトレーダーに負担がかかること
から経済合理性を欠く取引として推奨はしていません。
➈デモトレードの有無
LINE FXには、デモトレードがありません。
FX初心者にとって、初めから自己資金を投入してトレードなのでハードルが高いかもしれませんね。
しかし、私は初心者の頃からデモトレードをしたことがありません。
自分のお金でトレードして勉強してきました。
⑩取引時間
月曜日
午前7時から翌日6時50分まで
火~金曜日
午前7時10分から翌日午前6時50分まで
夏時間
月曜日
午前7時から翌日午前5時50分まで
火~金曜日
午前6時10分から翌日5時50分まで
クリスマスや正月は変更があるかもしれませんので、ご注意を!
ロスカット
LINE FXは証拠金維持率が
140%を下回ると「プレアラート」
(もうそろそろやばいよ状態)
120%を下回ると「アラート」
(やばいよ状態)
100%を下回ると「ロスカット」
(ポジション死亡)
それぞれの状況でLINEに通知が来ます。
いち早く通知を受け取れる点でLINE FXはおすすめですね。
ロスカットとは?
含み損が大きくなりすぎた場合に強制的に決済されることを言います。
これによって、口座内の資金がマイナスになることがなく借金になりません。
トレーダーを借金から守るシステムです。
しかし、急な大きな値動きがあった際は口座資金がマイナスになることもあります。
これが借金です。
国内のFX口座では、『追証』という口座資金がマイナスになった際に追加でお金を入金しなければなりません。
資金管理をしてトレードしましょう。
参考
海外FXではレバレッジ倍と国内に比べてレバレッジが高い業者が多いです。
そして海外FX業者では口座資金がマイナスになっても借金になりません。
これが好きで私は海外FX業者を利用しています。
私が利用している海外FX業者⇨GEMFOREX(ゲムフォレックス)
⑪入金
入金はインターネットバンクのみとなります。
対応金融機関は7つあり、
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- ジャパンネット銀行
- 住信SBIネット銀行
- 楽天銀行
- ゆうちょ銀行
振込手数料は無料です。
⑫出金
あらかじめ登録した出金先金融機関への出金
15時までの出金予約だと翌営業日には出金できるようです。
時間外でも2営業日で出金みたいなので、最大2日ですね。
LINE FX(ラインFX)総評
スプレッドは狭いものの、他の面で鳴かず飛ばずといった感じです。
したがって、LINE FXは
- FXを始めてやる人やFX初心者
- スマホで手軽にトレードしたい方
におすすめです!
口座開設方法を紹介
こちらの記事で口座開設について簡単にまとめています。
参考にしてください。